解体やリフォームでアスベストのレベル3が見つかったとき、何をどこまでやればいいのか、判断に迷う場面は多いはずです。
レベル3は飛散性が低いとされますが、壊し方を間違えると現場の石綿濃度は一気に跳ね上がります。
法令が求める撤去方法と作業手順、費用の目安、業者選びの基準までをまとめました。
レベル3って、そこまで神経質にならなくてもいいのでは?
そこが一番の落とし穴です。
壊し方ひとつで、空気中の石綿濃度は桁違いに変わります。
結論|レベル3の撤去方法は「原形のまま手ばらし+湿潤化」が基本
レベル3の撤去は、切断・破砕をせずに原形のまま手作業で取り外すのが法令上の原則です。
やむを得ず切断等の作業をする場合は湿潤化が必須で、けい酸カルシウム板第1種と仕上塗材だけは隔離養生も加わります。
費用は3,000円(税別)/㎡が目安のひとつ。
外壁と屋根が対象なら、解体費用に数十万円単位で上乗せされると考えておくのが現実的です。
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まず「原形のまま外せるか」を業者に聞けばいいわけですね。
レベル3は「非飛散性アスベスト」と呼ばれ、セメント等で固められた硬い建材がほとんどです。
そのため日常生活で繊維が飛ぶことはまずありません。
ところが解体や改修で切ったり割ったりした瞬間に、話は変わります。
だからこそ法令は「まず壊さない」という順序で撤去方法を定めています。
原形のまま外す、外せないなら濡らす。
それでも難しいなら集じん機能付きの工具か隔離養生を使う、という三段構えになっています。
順番を覚えておくと、業者の説明が適正かどうかを自分で判断できるようになります。
アスベストレベル3とは?レベル1・2との違いを整理する
アスベストのレベルは、危険度そのものではなく発じん性(粉じんの飛散しやすさ)で分けられています。
数字が小さいほど危険という、直感と逆の並びなので注意が必要です。
レベル3に該当する主な建材
レベル3は「レベル1・2以外の石綿含有建材」という定義で、成形板が大半を占めます。
- スレート波板、住宅屋根用化粧スレート、窯業系サイディング
- けい酸カルシウム板第1種、パーライト板、パルプセメント板
- ビニル床タイル(Pタイル)、ビニル床シート、石膏ボード
- 石綿含有仕上塗材、ガスケット・パッキン、接着剤
使用箇所は天井・壁・床・屋根・外壁と広く、一般的な木造住宅にも使われています。
石綿の含有量が建材重量の0.1%を超えるものが対象です。
成形板の多くは2004年まで製造されていました。
1980年代までだった吹付けアスベストと比べると、つい最近まで使われていた建材だといえます。
2000年代前半に建てた家でも、可能性はあるということですか。
築年数だけで判断せず、事前調査の結果で確かめるのが確実です。
レベル1・2との違いは「廃棄物の区分」にも出る
見落とされがちなのが、処分ルートの違いです。
| 項目 | レベル1・2 | レベル3 |
|---|---|---|
| 飛散性 | 飛散性アスベスト | 非飛散性アスベスト |
| 主な建材 | 吹付け材、保温材、耐火被覆材、断熱材 | 成形板、床材、仕上塗材など |
| 廃棄物の区分 | 特別管理産業廃棄物(廃石綿等) | 産業廃棄物(石綿含有産業廃棄物) |
| 収集運搬の許可 | 特別管理産業廃棄物収集運搬業 | 産業廃棄物収集運搬業 |
レベル1・2は毒性の強い廃棄物として「特別管理産業廃棄物」に区分されます。
産業廃棄物は、排出者責任の原則に基づき、事業者がその処理責任を負います。
事業者は、自ら特別管理産業廃棄物処理基準に従って処理を行うか、特別管理産業廃棄物の許可業者に運搬又は処分を委託しなければなりません。
特別管理廃棄物規制の概要(環境省)
一方でレベル3は通常の産業廃棄物扱いになります。
ただし、アスベスト建材を使った建物ではレベル1〜3が混在していることも多いです。
そのため回収業者は特別管理産業廃棄物収集運搬業の許可まで持っているところに依頼するのが一般的とされています。
許可の種類が違うだけで、頼める業者の範囲も変わってくるんですね。
レベル1・2を含めたアスベスト除去全体の必要性や工法の選び方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
「レベル3だから大丈夫」が通用しない理由
成形板の使用量は、吹付けアスベストとは比べものになりません。
吹付けアスベストが1974年までに約14万トンだったのに対し、成形板は主な製品だけで542万トン。
うち約8割がスレート板系です。
そして、破砕したときの濃度がとにかく高いんです。
東京労働安全衛生センターの外山尚紀氏の調査による現場濃度と、日本産業衛生学会が勧告する許容濃度の比較です。
毒性の強いアモサイト・クロシドライトでは、勧告値は30本/Lまで下がります。
桁が違います。
「非飛散性」という言葉は、あくまで壊さなかった場合の話だと考えてください。
レベル3の撤去方法|法令が求める飛散防止措置は2つ
石綿含有成形板等の解体等工事で求められる飛散防止措置は、隔離(レベル3の場合は負圧なし)と湿潤化の2つです。
すべての現場で両方が要るわけではなく、建材の種類と工法の組み合わせで決まります。
①湿潤化|切断等の作業をするなら必須
湿潤化とは、成形板に直接散水・噴霧して濡らしながら作業することです。
切断・破砕・穿孔(穴開け)・研磨、これらをまとめて「切断等作業」と呼びます。
この作業を伴う場合、湿潤化は選択肢ではなく要件になります。
穴を1つ開けるだけでも「切断等作業」に入るんですね。
- 浸透しやすい材料(けい酸カルシウム板、岩綿吸音板など)→ 水または湿潤剤を噴霧する
- 浸透しにくい材料(Pタイル、スレート板など)→ 散水しながら除去するのが望ましい
- 作業前に一度湿潤な状態にし、切断面へも常時散水して湿潤を保つ
現場の状況で湿潤化が著しく困難な場合は、十分な集じん性能を持つ電動工具を使うか、隔離養生で代替します。
逆に、原形のまま取り外すなら湿潤化は必須ではありません。
それでも粉じん飛散防止のために実施するのが望ましいとされています。
散水しているか、噴霧しているか。
現場を見るときの分かりやすい目印になります。
②隔離養生(負圧なし)が必要になる2ケース
法令上、隔離養生まで求められるのは次の2つだけです。
- 石綿含有けい酸カルシウム板第1種を切断等する場合
- 石綿含有仕上塗材を電動グラインダー等の電動工具で除去する場合
けい酸カルシウム板第1種は、他の成形板より破砕時の繊維飛散性が高いと確認されている建材です。
だから湿潤化に隔離養生が上乗せされます。
ただし同じ建材でも、ボルトや釘を外して手作業で原形のまま取り外すなら隔離養生は不要になります。
同じ建材でも工法しだいで必要な措置が変わるところが、レベル3のややこしさです。
| 建材と工法 | 隔離養生 | 湿潤化 |
|---|---|---|
| けい酸カルシウム板第1種:原形のまま取外し | 不要 | 望ましい |
| けい酸カルシウム板第1種:切断等あり | 必要 | 必要 |
| 仕上塗材:手作業等で除去 | 不要 | 望ましい |
| 仕上塗材:電動工具で除去 | 必要 | 必要 |
| その他の成形板:原形のまま取外し | 不要 | 望ましい |
| その他の成形板:切断等あり | 原則不要 | 必要 |
「その他の成形板は切断しても隔離養生は不要」という点は、誤解されやすいので押さえておいてください。
隔離が不要なだけで、湿潤化の義務は残ります。
養生シートを張っていない現場を見かけたら、違法ということですか?
建材と工法しだいです。
ただし外壁側の工事なら、建物の周囲を養生材で囲う対応が求められます。
作業員の装備と、やってはいけない工法
レベル3の作業では、防じんマスク(取替え式半面形RS2/RL2以上)・保護衣・手袋の着用が求められます。
レベル1・2で使う頑丈な保護服とは、装備の水準が違うんですね。
作業は石綿作業主任者の指示のもと、特別教育を受けた作業員が行う流れです。
マスクの型番まで法令で決まっているとは思いませんでした。
波型スレートや屋根スレートの湿潤化に高圧洗浄機を使うと、かえってアスベストを飛散させてしまいます。
使用しないこととされています。
DIYで成形板を切ったり、穴を開けたりするのも避けてください。
バール1本で許容濃度の何十倍もの繊維が舞います。
レベル3の撤去作業は6ステップで進む
実際の工事は、事前調査から廃棄までひと続きの流れとして組み立てられます。
発注者側が全部を覚える必要はありません。
ただ、どの段階で何をしているかを知っておくと、見積書の項目と現場の動きが結びつきます。
事前調査
設計図書での書面調査と、有資格者による現地の目視調査を行います。
判断がつかない場合は試料を採取し、分析調査へ進む流れです。
事前準備作業
石綿作業主任者を選任し、作業計画書を作成します。
器具・保護具の準備、休憩場所や洗面設備の設置、各種掲示と立入禁止区域の設定もこの段階です。
除去作業の準備
床・壁・設備機器への養生、足場等の安全設備の設置を行います。
照明器具など除去の妨げになるものは、先に撤去しておくのが基本です。
除去作業
成形板を湿潤化したうえで、保護具を着けて原形のまま手ばらしします。
取り外した板は投げずに手渡しで運び、作業場内も水噴霧で湿潤に保つのがルールです。
清掃・養生撤去
除去した建材を分別して袋詰めし、施工区画内を毎日清掃します。
その後、養生と足場を撤去して完了です。
搬出・廃棄
最終処分場へ搬出し、マニフェストに「石綿含有産業廃棄物」と記載します。
仕上げにHEPAフィルタ付き真空掃除機で清掃して完了です。
集積にはトン袋(フレコンパック)を使い、できるだけ成形を保ったまま袋詰めしていきます。
「割ってから詰めた方が早い」は、まさにやってはいけない工法です。
手ばらしと手渡し運搬。
地味ですが、ここが工期と費用に直結します。
事前調査と報告は2022年4月から義務化されている
2022年4月の法改正で、一定規模以上の工事は事前調査結果の報告が義務になりました。
- 建築物の解体:解体部分の床面積の合計が80㎡以上
- 建築物の改修:請負金額が税込100万円以上
- 工作物の解体・改修:請負金額が税込100万円以上
木造の小さな解体でも、80㎡を超えれば報告対象になります。
報告先は都道府県等(大気汚染防止法)と労働基準監督署(石綿障害予防規則)の両方です。
さらに2023年10月からは、事前調査そのものを有資格者しか行えなくなりました。
建築物石綿含有建材調査者などの資格が要件です。
解体業者側には、調査結果を発注者へ書面で説明する義務、工事現場に掲示する義務、記録を3年間保存する義務があります。
発注者にも義務があります。
調査費用を適正に負担し、調査に協力することです。
調査費用を値切ると、その先が全部おかしくなるということですね。
法令の原文にあたりたい方は、厚生労働省の石綿総合情報ポータルサイトが公開している作業者向け資料(PDF)が参考になります。
環境省も石綿の飛散防止に関する資料(PDF)を公開しています。
一次情報を一度眺めておくと、業者の説明を聞くときの解像度が上がりますよ。
アスベストレベル3の処分方法|石綿含有産業廃棄物としての行き先
撤去した後の話も、撤去方法とセットで確認しておきたいところです。
レベル3の廃棄物は「石綿含有産業廃棄物」として扱われ、最終的には埋立処分されます。
「撤去して終わり」ではなく、埋立まで書類で追える状態がゴールです。
運搬から埋立までの流れ
除去した成形板はフレコンパックにまとめ、中間処理施設または最終処分場へ運搬します。
このとき、囲いなどで他の廃棄物と区別し、石綿を飛散させない措置を講じる必要があります。
マニフェスト(産業廃棄物管理票)には「石綿含有産業廃棄物」と明記される決まりです。
この1行が残るかどうかが、適正処理の証拠になります。
運搬には産業廃棄物収集運搬業の許可が必要です。
個人で処理するのは現実的ではありません。
工事が終わったら、マニフェストの控えを見せてもらうと安心できます。
最終処分場は「安定型」か「管理型」
レベル3の建材は、安定型または管理型の処分場で埋め立てられます。
| 処分場の種類 | 特徴 |
|---|---|
| 安定型最終処分場 | 有害物が付着していない特定の産業廃棄物を処理する処分場 |
| 管理型最終処分場 | 環境汚染防止のために管理が必要となる処分場 |
屋根材にコケが付いていた場合や、防水のルーフィング・黒紙が剥がれず残っている場合は、分別して処分するよう求められることが増えているそうです。
受け入れ側の目も年々厳しくなっています。
窯業系サイディングやスレートは、中間処理施設が「アスベストが入っていない証明書」を求めるようになりました。
証明できなければ、みなし処理としてアスベスト扱いで進めることになります。
「みなし処理」は手抜きではなく、検査費用と処分費用を天秤にかけた選択です。
不適切な処理が生む二次被害
安易な解体でアスベストを含む廃棄物がリサイクル施設に紛れると、破砕処理されて拡散してしまいます。
2010年8月、さいたま市で再生砕石からアスベスト含有建材が見つかり、大きく報道されました。
その後、市民団体が全国345カ所の再生砕石を調査したところ、343カ所で含有建材が検出されています。
ほぼ全滅です。
解体現場での分別が、道路や駐車場の路盤材にまで影響するという話でした。
撤去方法の話が、最後は自分の街の路面にまで戻ってくるわけです。
レベル3の撤去費用は解体費用にどれだけ乗るのか
読者が一番知りたいのは、たぶんここだと思います。
結論から言うと、外壁と屋根がレベル3だった場合、数十万円単位で解体費用に上乗せされます。
単価の目安として公開されているのは、アスベスト解体ネットの3,000円(税別)/㎡という数字です。
アスベスト処分費込みで、養生(密閉措置)費用は含まれません。
Pタイル50㎡なら、3,000円×50=15万円が目安という計算になります。
延床20坪の木造住宅を例にすると
解体業者のリプロが公開している原価の内訳です。
延床20坪2階建ての住宅を想定しています。
- 外壁:運搬処分の原価17万円+除去手間の原価10〜20万円=約27〜37万円
- 屋根:運搬処分の原価5万円(2立米)+手間の原価2〜5万円=約7〜10万円
- アスベスト検体検査:3.5万円
合計すると、アスベスト除去費用として35〜50万円ほどが総額に加算される計算になります。
モルタル外壁と瓦屋根なら150万円で済んだ解体が、200万円になることもあるとのことです。
同じ坪数でも、外壁と屋根の建材で総額がここまで動きます。
なぜここまで差が出るのか。
処分費と手間、その両方が増えるからです。
| 費目 | 金額の目安 | 出典・条件 |
|---|---|---|
| レベル3の工事費用 | 3,000円(税別)/㎡ | アスベスト解体ネット(処分費込・養生費別) |
| 外壁の処分費 | 4.5万円/立米(通常の混合産廃は2万円/立米) | リプロ公表の原価 |
| 安定型処分場の受入 | 1立米あたり3.5〜4万円 | 関東近辺の相場としてリプロが記載 |
| 管理型処分場の受入 | 1立米あたり4.5〜6万円 | 同上 |
| 事前調査(書面調査) | 2〜3万円/1現場 | エコ・テック公表 |
| 事前調査(現地調査) | 2〜5万円/1現場 | エコ・テック公表 |
上記は各社が公開している目安・原価です。
実際の金額は建材の量や現場条件により変動します。
処分場の受入単価まで見積書に反映されているんですね。
手間の面では、通常なら重機と手壊しで一気に進む外壁を、先行して1枚ずつ剥がすことになります。
人工(にんく)が倍近くかかる、というのが現場の感覚のようです。
国土交通省が公表した除去費用の目安では、処理面積300㎡以下で2〜8.5万円/㎡とされています。
ただしこれは2007年の施工実績に基づくデータで、現在の費用感とは乖離している可能性があります。
検体検査に3.5万円かけるのは、もったいない気もします。
外壁は原価30万円超が動くので、検査した方が安く済むことが多いんです。
屋根材は金額差が小さいので、みなし処理を選ぶ現場も多いようです。
木造一戸建てでレベル3が見つかった場合の総額感は、30坪の実例をもとにこちらの記事でシミュレーションしています。
安すぎる見積もりが招く「発注者責任」
見積もりを競わせすぎると、アスベスト処理を適切に行わない業者に当たるリスクが上がります。
必要以上のコストカットを求めた結果、適切な処理をしない業者に発注してしまうと、発注者側が責任を問われる可能性があります。
調査・報告義務を怠った場合は30万円以下の罰金、作業基準を守らなかった場合は3ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が定められています。
改善命令に違反すると、6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金とさらに重くなります。
アスベスト除去に35〜50万円かかる工事なのに、見積もりだけが極端に安いこともあります。
その差額はどこかで削られている、と考えるのが自然です。
- アスベストが「入っている前提」と「入っていない前提」の両方の金額を比較できる
- 除去費用の内訳が明細に出ているかどうかで、業者の姿勢が分かる
- 事前調査の費用と実施者の資格を、契約前に確認できる
撤去を任せる業者を見極める5つの確認ポイント
アスベストが絡む解体は、専門性と法令遵守がそのまま品質になります。
逆に言えば、契約前に確認できる項目もはっきりしています。
- 事前調査を行うのは建築物石綿含有建材調査者などの有資格者か
- 石綿作業主任者が選任され、作業計画書が作成されるか
- 産業廃棄物収集運搬業(可能なら特別管理産業廃棄物も)の許可を持っているか
- 見積書にアスベスト除去費用の内訳が明記されているか
- 調査結果を書面で説明し、現場に掲示する段取りになっているか
5項目すべてに即答できる業者なら、まず安心していいと思います。
建設業の許可、過去の施工実績、自治体の登録業者かどうかも判断材料になります。
見積書の説明が丁寧かどうか。
ここは意外と当たります。
アスベスト工事と解体工事を分けて発注する「分離発注」という選択肢もあります。
チェックリストを印刷して、商談の場に持って行くくらいでちょうどいいと思います。
資格の有無って、どうやって確認すればいいんでしょう。
「事前調査は誰が行いますか」と聞くだけで十分です。
答えが曖昧なら、そこで判断できます。
みんなの声|近隣住民がアスベスト工事に感じている不安
Yahoo!知恵袋には、レベル3の工事をめぐるリアルな相談が寄せられています。
重機で粉々にしてダンプに直接積み込む、というのは原形保持と真逆のやり方です。
ベストアンサーでも「スレートであれば手作業にて撤去し、割れて飛散しないように積むのが本当」と回答されていました。
こちらは近隣に投函されたお知らせの内容です。
「湿潤化した後、手バラシにより撤去」という記載は、法令どおりの措置が計画されていることを示しています。
掲示や近隣へのお知らせは、発注者側にとっても工事の適正さを確認できる材料になります。
お知らせに「湿潤化」「手バラシ」の文字があるか。
ここを見るだけでも判断材料になります。
アスベスト対応の解体業者を探せる相談窓口3選
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アスベストレベル3の撤去方法に関するよくある質問
まとめ|レベル3は「壊さずに外す」が撤去方法の答え
- 撤去の原則は、切断・破砕せず原形のまま手ばらしすること
- 切断等の作業を伴うなら湿潤化が必須。けい酸カルシウム板第1種と仕上塗材(電動工具使用)だけは隔離養生も必要
- 廃棄区分は「石綿含有産業廃棄物」。安定型または管理型の処分場で埋立処分される
- 費用の目安は3,000円(税別)/㎡。外壁と屋根が対象なら35〜50万円ほどの加算例がある
- 事前調査は有資格者が実施し、規模要件を満たせば都道府県等と労基署への報告が必要
レベル3は、法令の要件だけを見れば決して複雑ではありません。
複雑に見えるのは、建材と工法の組み合わせで必要な措置が変わるからです。
見積書に除去費用の内訳が書かれているか。
そこを見るところから始めてみてください。



